バットガールNEWS

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レゴで再現された『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の予告編が秀逸すぎると話題に【動画】

もしあなたがトレッキーで、『イントゥ・ダークネス』の8月公開を待ちわびている間、ソワソワしてしょうがない!もっと新しい映像はないのかっ!と思っていたら、これで多少しのげるかも...しれません。(そうでなくても楽しめる映像です。)

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映画『スタートレック』の12作目となる、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(英: Star Trek Into Darkness)。2009年の『スター・トレック』に続きJ・J・エイブラムス監督が指揮をとり、BBCの『SHERLOCK (シャーロック)』や『戦火の馬』で知られるベネディクト・カンバーバッチが悪役として初登場します。そのベネディクトが「世界が永遠だと? それは幻想だ」と冷酷に言い切る予告編はかなり迫力があるものでしたが、それをレゴで再現するとどうなるでしょうか?

 

まずは参考に、もとになった予告編をご覧ください。

そしてこちらがレゴ版です。この映像を制作したのは、イタリアに住むアニメーター・デュオ、アントニオ・トスカーノ(Antonio Toscano)さんとアンドレア・トスカーノ(Andrea Toscano)さん。レゴ版なので、題は『イントゥ・ダークネス』から『イントゥ・ブリックネス(Into Brickness)』になっています。(Brickはブロックやレンガという意味です。)

いかかでしたか?ご存知の方も多いと思いますが、こうしたレゴのストップモーション・アニメ(コマ撮り)は、作ったキャラクターやセットを1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影するという非常に手のかかるプロセス。アクションシーンで崖っぷちから波打つ水に飛び込むところや、飛行機雲、爆発シーンなどもしっかり再現されていて、「不穏な雰囲気も出ている」と話題になっています。表情は少ないながらも、ドラマチックな感じもちゃんと出ていますよね。

 

隣り合わせで同時に見てみると...シーンごとに、実に正確に再現されていることがわかります。(片方の音声をミュートすることをお勧めします)

YouTube Doubler

レゴなどのブロック玩具を使って作ったアニメーション映画のことをBrickfilm(ブリックフィルム)と呼びますが、最近はレゴ・グループ(英語版)からブリックフィルム製作用のセット(「#1349 レゴスタジオ・スティーブン・スピルバーグ ムービーメーカーセット」)も販売されており、世界中で制作活動が盛んになっています。近い将来、ブリックフィルム国際映画祭...なんてイベントも出てくるかもしれませんね。

 

同じ制作陣+もう1人アニメーターが加わり制作した、レゴ版『マン・オブ・スティール』の予告編はこちらで見られます。(これも結構グッときます。)

 

■ブリックフィルム制作者コミュニティー・情報交換サイト(英語):Bricks in Motion

■ブリックフィルムの作り方・撮影技法情報サイト(英語):brickfilms.com

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』オフィシャルサイト(日本版)

 

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参照元:YouTube(Antonio Toscano) via Mashable, YouTube(VISO Trailers)

YouTube検索トレンドで犬やネコに勝った動物とは!? ヤギ・リミックスがマストだった春【動画】

米時間20日、米Google社はYouTube動画の検索データをこれからGoogleトレンドの一部として公開していくと発表しました。これにより、あまり役には立たないかもしれませんが、前代未聞の興味深い情報が浮き彫りになりました。ヤギです。

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<今や世界的に有名なシャウトの主。Image: YouTube(AjQ2891)

もう少し正確に言うと、英語に限ればヤギのYouTube動画を求める検索が、かわいいフワフワのネコや犬を負かしたのです。

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上のグラフは過去12か月のYouTube検索トレンドを示したものですが、ネットの王者・ネコは青、「人間の第一の友」である犬は赤、そして黄色の線は...ヤギです。今月ついに、ヤギはネコと犬、両方を越えて(短期間ですが)YouTubeのアニマル王者になりました。北米を中心に、EU・ロシアにも影響が広まっています。それは一体なぜなのか...するどい読者のかたは、きっとおわかりですね。

 

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Googleトレンドでは、期間を定め、画像、ニュース、商品、そしてYouTube動画の検索データの推移を見ることができます。ちなみに上のグラフは、それこそネコも杓子もおばあちゃんも踊っていた、「ハーレムシェイク」の検索データ。過去1か月のものですが、勢いが衰えてきたことがわかります。

今日の本題に戻りましょう。そう、ことの始まりは、「何事!?」とあたりを見回したくなるほど凄まじい声で「ギャーー!」と絶叫する1頭のヤギ(※)。そこから、人間のように叫ぶヤギを集めたコンピレーション(下)に発展し、さらに...

 

歌の合間に「ワーーッ」というヤギのシャウトを取り入れると、PVが格段に面白くなる!ということを人々は発見しました。ヒット曲・名曲と言われる音楽を作ったアーティストには申し訳ないお話ですが、確かに笑ってしまいます。こちらは、そうしたヤギ入りの傑作(?)PVを集めた「究極」コンピレーションです。

こうして、「Goat Edition」「Goat Remix」といったキーワードが入っている、ヤギ・リミックスというジャンル(?)が生まれました。アデルテイラー・スウィフトマイリー・サイラスジャスティン・ビーバーワン・ダイレクションケイティー・ペリー...懐かしいボン・ジョヴィや、マイケル・ジャクソンさえも、ヤギの叫びから逃れることはできませんでした。

 

今月に入り、もはや人はヤギなしでは音楽をエンジョイできなくなってしまった!と言うと大げさですが、IT/テクノロジー系ビジネスブログVenture Beat>で紹介されたパロディ・ビデオ(下)を見ると、あながち真実とそんなにかけ離れていないかもしれない...と思えてきます。

マーケット・リサーチで、YouTubeユーザーのバイラル・ビデオに対する反応を調べてみました!というパロディですが、当初普通のPV部分を見ている時は、おとなしいリアクションの人々。「アデル大好き〜」「この歌いいよね」「俺はこの曲嫌いだな」とか言っているのですが、だんだんみんな、「これから何かあるんだよね?わかってるよ〜」とワクワクして...

 

「ヤギ!」が出てくると、全員とたんにエキサイト。ある人は手足をパタパタ振りはじめ、別の人は拍手、「オーマイガッド、すごい幸せ〜」「ヤギが入って良くなったよねこの歌」などと言う人も。そう、ヤギ・シャウトが登場する興奮度に慣れてしまうと、普通のPVはつまらなくなってしまうのです...。

 

ヤギ人気がいつまで続くかは不明ですが、普段あまり人気がなかった動物なので、日の目を見て(?)妙に嬉しくなってしまいました。

 

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※ 先ほど、「すべてはここから始まった 」とも言える最初のヤギに(※注)をつけたのは、とんでもないオチがあるからです。

 

この、ほとんど全ての「ヤギ・リミックス」に出演している「ヤギ」、実はヤギではないのです。

「The Screaming Goat」と呼ばれ拡散されたビデオのオリジナル版のオーナーは、アメリカに住むYouTubeユーザーAjQ2891さんのようなのですが、ビデオの見出しに、

「これはハッキリさせておきたい。これはヒツジで、ヤギではない。母が飼っているもので、オックスフォード種(のヒツジ)だ。」と書かれていました。ビデオの題も、「The Screaming Sheep(叫ぶヒツジ)」です。

 

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<元祖と同じオックスフォード種のヒツジ>

毛を刈られたあとのヒツジさんが、ヤギに間違えられたのですね。もし「The Screaming Goat」が「The Screaming Sheep」であったなら、「Sheep Edition/ヒツジ・リミックス」はヤギほど人気が出たかどうか...それは今となっては不明です。

 

元祖「The Screaming Sheep(叫ぶヒツジ)」のFacebookページはこちら

 

■AOLニュースでは去年「ヒツジ」と報じていました
突然どうした!? と言いたくなる強烈な叫び声のヒツジ - [AOLビデオトピックス]

 

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参照元:Venture Beat, YouTube Trends, YouTube(CompilarizTV), YouTube(TheFineBros), YouTube(RSVLTS)YouTube(AjQ2891)