バットガールNEWS

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結婚式が中止になった花嫁のふとした親切が、巡り巡ってハネムーン付き豪華サプライズに!【動画】

多くの女性にとって結婚式は、人生で一番大事な日のひとつ。お友達を沢山呼んで、親戚も集まって…愛するみんなに囲まれて挙げる盛大な結婚式を、米アイオワ州に住むミーガン・エリクソンさんも夢見ていました。ところが計画を立て始めた矢先、彼女のフィアンセが怪我をしてしまいます。彼は仕事が長期間できなくなり、結婚式はとりあえず中止ということに。

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普通の人ならしばらく落胆しそうな状況ですが、ミーガンさんは式の延期を決めると、すぐに動き始めました。

 

アメリカではウェディングドレスをレンタルする習慣はないので、お金を貯め、悩みに悩んで自分が買うドレスを選びます。ミーガンさんは去年10月、ブライダルショップで「これが私の夢のドレス!」と思うものを見つけたのですが、その時はまだ資金が揃っていなかったので100ドルの内金(deposit)を支払いました。

 

その2ヶ月後にフィアンセが怪我をしたため経済状況が苦しくなり、ショップに戻ったミーガンさん。ドレスのオーダーをキャンセルしに行ったのですが、100ドルを返してもらうのではなく、「次にショップに来た花嫁さんに、[もっといいドレスを選べるよう]あげてください。」と置いていったのです。

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 <「彼女が望んでいたような盛大な式を挙げられず、
 歯痒い思いをしていた」と語る婚約者のジャロッドさん

 

それだけではありません。少し(かなり?)運が悪かった自分よりもまわりの人にはハッピーになってもらいたいと、彼女はジャロッドさんが回復している間、街中で30以上の「Random acts of kindness(期待されていない、見返りを求めない無私無欲の親切)」をしてまわったそうです。時間切れになっているパーキング・メーターを見つけるとお金を入れてあげたり、近所のビジネスにクッキーを焼いて差し入れたり…。

 

彼女の優しさに感動したPure Bridalブライダルショップのオーナー、リタ・ガーティンさんは、何かしてあげたいと考えました。そこで彼女はまわりのブライダル関係業者に声をかけミーガンさんのことを話し、24もの地元業者からそれぞれの商品を寄付してもらうことに成功します。ドレスやタキシードはもちろん、指輪、会場、ケーキ、DJ、写真家…ハネムーンまですべてが揃いました。

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<話を聞き、「喜ぶ笑顔を見たくて何かせずにはいられなかった」
 と語るジュエリーショップオーナー。結婚指輪を寄付したそう>

 

「新作ドレスのトランクショーをするから、モデルになって手伝ってくれないかしら?」とミーガンさんに頼むふりをし、その最後にサプライズを仕掛けよう…とした当日撮られたのがこのビデオです。


10日の朝、知らされていたのはジャロッドさんのみ。「なんて言い表せばいいのか分かりません」「すっかり!だまされました!」と言うミーガンさん。「彼女は他の女の子とは違う。ものすごく優しいハートの持ち主なんです」とベタ惚れのジャロッドさんと、末永くお幸せに!

 

記事元:Whotv.com (NBC Des Moines), HuffPost Weddings

 

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