ブロンド美女のバレンタインのお相手はサメ!愛をこめて、絶滅危惧種ホホジロザメと水中散歩【動画】
サメは人を襲う怖い生き物のように扱われがちですが、その悪いイメージを変えたいと、ハワイの動物保護活動家がバレンタインに寄せて、サメのひれにつかまり一緒に泳ぐHD映像を発表しました。
ホホジロザメ(great white shark)と泳ぐ姿をGoPro(ゴープロ)HDカメラのPRの一環として公開したのは、なんと名前も「海洋」というオーシャン・ラムジー(Ocean Ramsey)さん。海洋生物、特にサメの保護活動が最大の情熱だとか。
YouTube(GoProCamera)の見出しによると、私達のまわりに存在する自然界への愛をこめた映像として、ラムジーさんがサメと分かち合った穏やかな時間をとらえたそうです。GoPro HD HERO2カメラを使い、海洋写真家のフアン・オリファン(Juan Oliphant)氏が撮影しました。
サメの背びれにそっとつかまり、一緒にユラユラと水の中を揺れ進む映像は幻想的とも言え、見て安らかです。
ラムジーさんはHuffPost Liveのインタビューに答え、今回の経験について語りました。ハワイに住む彼女は14歳のときからサメ達と泳いでおり、サメが悪者扱いされるのを見ると悲しくなり腹立たしいそうです。
<オーシャン・ラムジーさん。 Image: Facebook/Ocean Ramsey>
海洋環境保護サイト<Water Inspired>に寄稿した記事の中で、彼女はこう書いています。「同じ言語を話さない2種類の生き物の間でも、沢山のことが言えます。アイコンタクトがなくても、背びれにつかまることにより、目では見られないかすかな動きを感じ取ることが出来ました。一緒にゆったりと泳ぎながら、(サメがまわりの)水をどのように押しのけて泳ぐかを感じ、(つかまっていた)ひれを離した際には、穏やかながらも力強いサメの尾びれが、私を蹴飛ばさないようとても慎重に動かされているのが分かりました。」
<大きく泡を立てたり振動で怯えさせることがないよう、酸素タンクなしのフリーダイビングで、意識的に心拍数を落とし、静かにゆっくり息をしたそう>
「残念なことに多くの人は、人食いザメとしてTVや映画で描かれている姿しか見たことがありません。実際には、サメは賢く計画的で、たいていの場合、人間に近づくことに関しても非常に慎重な生き物です。さらに大切な点は、サメは健康的な海洋生態系を保つのに、極めて重要な役割を担っているということです。しかし多くの人は、乱獲によりサメが絶滅の危機にさらされていることを知りません。」(ホホジロザメはIUCNレッドリストによると、VU -「危急」絶滅危惧II類。)
<若い頃からサメと泳いできたというラムジーさん。Image: Facebook/Ocean Ramsey>
またラムジーさんはインタビューの中で、サメに咬まれることは他の事故・悲劇と比べ大変まれであると指摘し、ほとんどの人が、海の中でサメが近くにいても気付かなかったことの方が多いだろうとコメントしました。 「それで(あなたはまだ)襲われていないのですから、それがこの動物に関する[危険な生き物ではないという]証です。」
下ビデオは、ラムジーさんと写真家オリファンさんのHuffPost Liveインタビュー。サメを安心させ近づくのに、タンクなしのフリーダイビングは鍵だったとか。ちなみにラムジーさんは最長で5分45秒、息継ぎなしに潜っていられるそうです。
ラムジーさんが<Water Inspired>に寄稿した記事(英文)はこちらで読めます。
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参照元:HuffPost Live, YouTube(GoProCamera), Water Inspired, Facebook(Ocean Ramsey)
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規則正しい生活をしていらっしゃる方々には無縁の話かもしれませんが、「洗濯するたびに靴下の片割れがどこかに消える」というのは、アメリカではマーフィーの法則のようなものです。果たして消えた片割れは、どこに行くのか...ついに、その犯人が判明しました。
あなたの寝ている間や外出中、いったい靴下に何が起きているのか。今暴かれる真実を、下のビデオでご確認ください。しかし日頃の行ないが良く、家のネコ様に好かれている場合、心配する必要はないようです。
真相はこういうことでした。昔の特撮ヒーロー番組の悪役集団と、ダース・ベイダーに失敗作マスクをもらった忍者(?)を混ぜたような覆面特殊部隊が夜な夜な手段を駆使してあなたの靴下を盗もうとしているのですが、YouTubeユーザーCorridorDigitalさんの最新映像によると、靴下(模様)ネコのボウイ(Bowie)とその相棒のロト(Roto)が、悪から洗濯物を守っていたのです。
それでは、複数のネコと暮らす筆者の靴下の片割れはなぜなくなるのでしょうか?
A. ネコ様たちにそれほど好かれていない
B. 相手の覆面特殊部隊が強すぎる
C. うちのネコたちが弱すぎる
D. ネコが靴下を盗んで遊んでいる
E. すべて当てはまる
...どうも、Eのような気がします。
「ビデオ撮影とVFX(※)をこよなく愛する男達」というCorridor DigitalのFacebookページはこちら:http://fb.com/CorridorDigital
音楽を提供したSavantのFacebookページ:http://fb.com/savantdubstep
(※)VFX(ブイエフエックス)とは、Visual Effects(ビジュアル・エフェクツ)の略。特撮において、現実には見ることのできない画面効果を実現するための技術。視覚効果と呼ばれることも。SFX(Special Effects, 特殊効果)は撮影現場での効果なのに対し、VFXは撮影後のポストプロダクション段階に付け加えられます。
ボウイとロトのボーナスビデオ:Kitties Droppin' Beats
関連記事:投票をも左右!? ホワイトハウスに住んだ米歴代大統領のペット&ロムニー氏のペット歴 - [AOL News](クリントン家の「ソックス」は有名な靴下ネコでした)
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記事元:YouTube(CorridorDigital) via Kotaku
世界初! 仏ラリードライバー、ゲラン・シシェリがMINIでバックフリップに成功【動画、画像】
1992年にアルベールビルオリンピックの一部が行なわれた、フランス南東部ティニュ(Tignes)スキーリゾートから、4輪車で1回転バックフリップに成功というニュースです。
- 車で固定ランプから360度、全回転のバックフリップは世界初
- フランスのラリー・ドライバー、ゲラン・シシェリが4年の準備期間を経て挑戦
- 特別仕様のMINIカントリーマンで、ランプに入った速度は37mph(約60kmh)
- 日曜日に初回は観衆なしでテストラン、その後ティニュのイベントでお披露目
ゲラン・シシェリ(Guerlain Chicherit, 34)は、クロスカントリー・ラリーのドライバーとして有名な選手。FIAワールドカップ・クロスカントリー・ラリーで優勝経験がある他に、金メダルを4個持つ、プロのフリースタイル・スキー選手でもあります。スキーの選手としての物理的感覚が、このスタントに役立ったのかも知れません。
<準備整い、もうすぐテイクオフ!シシェリ選手がツイートした写真>
Fasten your seatbelt, ready for take off ! fb.me/1cI3UedVZ
— Guerlain Chicheritさん (@GChicherit) 2013年2月16日
このために4年間の準備期間を経て、過去1年半みっちりフリップの練習を重ねたというシシェリ選手は、高さ26フィート(約7.9m)の固定ランプに、時速37マイル(約60kmh)の速度でエントリーしました。(その直後の瞬間の下の写真を見ると、どう見ても無理に思えるのですが...。)
MINI via YouTube
以前に他のドライバーが挑戦した同様のバックフリップの場合は、車が回転しやすいよう、ジャンプランプに手を加えてあったそうです。成功率の低いアシストなしのランプを使っての完全バックフリップは、今回が初めてでした。
ジャンプの瞬間は、こちらのビデオでご確認ください。
さらにこちらは、その後MINIが発表したビデオです。テイクオフ前のシシェリ選手の表情や、着地の瞬間などを別アングルからとらえています。
エアの高さはなんと75フィート(約23m) ! 後輪からの、見事な着地でした。シシェリ選手は現地時間17日の朝、念のため、1回プライベートで練習ラウンドを行なったそうです。そして夕方、モンスターエナジー飲料が主催したイベントで本番を行ない、今度はファンが見守る中、世界初の快挙に再び成功しました。『NY Daily News』紙によれば、ギネスブックに新記録として載る予定とのことです。
MINI via YouTube
MINI via YouTube
MINI via YouTube
ヴィクトリーツイートはこちら。
「やったぜ!!!!!!! :-)))) 動画も数時間後にアップされるから乞うご期待... 」
I did it !!!!!!!:-))))The movie is coming in a few hoursStay tuned ... fb.me/23gM3wGEP
— Guerlain Chicheritさん (@GChicherit) 2013年2月17日
<Image courtesy of Facebook.com/Les Voitures>
「誰も成し遂げたことがない何かに挑む時、ストレスは非常に大きいけど、やってみるしかないんだよね」と語ったシシェリ選手。思わせぶりに、「これまでやったことの中で一番クレイジーなことではないけど、トップ3には確実に入るね。」「気持ち良かった。とにかくまたやりたい。」とコメントしました。(何が今までで一番クレイジーなことなんでしょうか!?)
シシェリ選手は、2012年と2013年、ダカールラリーで勝利をおさめたモンスターエナジー「X-Raid」チームの一員でもありました。その際は特別バージョンのMINI ALL4で出場していますが、今回使ったのは彼自身が大幅な改造を施したMINIカントリーマン(日本名:クロスオーバー)でした。
MINIの広報担当によれば、今回シシェリ選手が使った秘密兵器は...
「アクセルと神への祈り」(“a gas pedal and a prayer”)だそうです。
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【ビデオ】練習に1年半! ミニがついにバックフリップ(後方宙返り)に成功!!- [Autoblog Japan]
【ビデオ】MINI「カントリーマン」の後方宙返りに成功!? - [Autoblog Japan] (この時点では「初バックフリップに挑戦か!?」というティーザー段階でした。)
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参照記事:HuffPost UK, NY Daily News, Mail Online, Twitter(@GChicherit), Facebook(Dim Charriere Official), YouTube(Dimitri Charriere), YouTube(MINI), Facebook(Les Voitures)
路上音楽家がワイングラスと水だけで奏でる、名曲『ハレルヤ』が素晴らしいと話題に【動画】
ルー・リードと共にヴェルヴェット・アンダーグラウンドのオリジナル・メンバーとして有名なジョン・ケイルや、若くしてこの世を去ったジェフ・バックリィが愛しカバーしたことで知られる、レナード・コーエンの名曲『ハレルヤ』(“Hallelujah”)。これまでなんと200人以上のアーティストにカバーされているそうですが、それをヴォーカル・歌詞がないインスツルメンタルで、驚きの演奏をするミュージシャンがいました。
下のビデオは、イスラエルのYouTubeユーザーkozlovskidudiさんが3日前に投稿したもの。先日ビル・ゲイツ氏が降臨した、米ソーシャルニュースサイトRedditに数時間前に投稿され、現在人気上昇中です。
「この人を以前ザルツブルク(オーストリア)で見た」と言うYouTubeユーザーのコメントもありますが、「前、プラハで見たことが」というコメントもあり、このビデオがどこで撮影されたかは定かではありません。(ビデオ冒頭で「あなたドイツから来たの?」と聞かれ、「いや、ここ出身です」と言っているので、ドイツでないことは確かです。)
クリスタルのワイングラスと、その中に入った水だけで奏でる『ハレルヤ』。グラスの縁をなぞる指からくり出される音は魔法のようです。
こうしてゴブレット(ガラス製足付酒杯)の縁を指でこすって、楽器として使用するものはグラス・ハープと呼ばれ18世紀半ばから演奏されているそうですが、彼のグラス・ハープはよく見るとグラスも非常にまちまちで(中にはカットグラスも)、きっとこの楽器が奏でる音に対する愛をもって、一つ一つ丁寧に選んだのであろうことがうかがえます。
何か少しでもあやしいところがあると批評がかなり手厳しいRedditユーザーですが、このビデオに関しては素直に称賛コメントの嵐でした。
「すばらしい。メチャクチャすばらしい。」
「ブラボー!誰か彼にドリンクを買ってやってくれ」
「テーブルに軽くぶつかってビブラートをかけるところがすごい」
「おい財布を出せ」
「今まで聞いた中で一番リラックスさせてくれたバージョンかもしれない」
...などなど。
数年前にパット・メセニーが発表した、クレイジーな自動演奏装置の数々を使う『オーケストリオン・プロジェクト』を観に行ったのですが、その中にもグラス・ハープの進化型であるアルモニカに近い楽器が入っていました。一人メセニー・オーケストラとも言えるような演奏は、彼が自ら弾いたギターの部分は相変わらず素晴らしいものでしたが、自動化された部分は、やはり機械的な感じが否めませんでした。
それと比べると、この無名のストリート・パフォーマーはグラミー賞を受賞したこともなく、音程も時には正確ではないかも知れませんが、グラス・ハープ音楽に対する愛と、人を釘付けにすることでは勝っているかも知れません。
記事元:YouTube (kozlovskidudi), via Reddit
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イギリスのYouTubeユーザーJuhi Agrawalさんが投稿した、こんな微笑ましい動物ふれあい映像を見つけてしまいました。...しかしご家庭で真似をするのは(無理ですが)やめておいたほうがいいかと思われます。
まるでディズニーのアニメか何かのように、ライオンと親しくじゃれあうAgrawalさん。ネコ・動物好きとしては、「すごーい、やってみたい!」と思ってしまうところですが...。
彼女の場合、これほどの関係を築くのは長年の努力のたまものだったようです。スリスリ嬉しそうに寄ってくるライオンとAgrawalさんがキスする姿は、下のビデオでご確認ください。
このビデオが撮影されたのは、南アフリカ共和国のブルームフォンテーンにある野生動物保護団体Cheetah Experienceで。以前投稿されたビデオ(下)を見て、「どうやってこんなすごい体験をしたの?!」というコメントに、Juhi Agrawalさんは「毎年、(ボランティアとして)Cheetah ExperienceというNPOで働いているのです。ここにはチーターやライオン、ヒョウなど多くの動物がいて、その全てと緊密に接する仕事をします。ジーナ(Xena)というチーターと非常に親しくなったので、暇があった時に一緒に寝ることもできました。素晴らしい経験でした。お勧めします。」と丁寧に答えています。
毎年通って働いたということなので、過去のビデオを見ても、彼女はこれらの動物を小さい頃から知っており、それで慣れていると思われます。それにしても、はたから見る分には巨大なネコのようで、かわいいチーターとライオン達です。
1月末にAgrawalさんが投稿した、チーターのジーナとお昼寝するビデオはこちら。
ネコ科の絶滅危惧種の動物を保護・飼育下繁殖するのが目的のこの団体、随時長期ボランティア(※)を募集しているようです。真の(大)ネコ好きであれば、本当にかけがえのない経験なのでしょうね。
(※)Cheetah Experienceの記述によれば、ボランティアは18歳以上、勤務時間は朝8:30から17:00まで(17:00~18:00が動物と過ごす自由時間)。期間中は施設にずっと寝泊りして、週1日月曜日のみ休み、ブログに毎日貢献し、動物を育てたり、見学者向けのギフトショップやカフェでも働く、という内容です。
記事元:YouTube (Juhi Agrawal)1, YouTube (Juhi Agrawal)2, Cheetah Experience
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オバマ大統領はマック派?一般教書演説でアップルに言及、たった10単語でも超パワフルな宣伝
米時間12日夜に行われたバラク・オバマ大統領の一般教書演説で、最高の席を用意された特別ゲストとは…?ファーストレディ、ミシェル・オバマ夫人が座る特等席に同席したのはアップルの CEO、ティム・クック氏(Tim Cook)でした。
演説の半ばにオバマ大統領は顔を上げクック氏の方を見て、一瞬ではありましたがアップルのスポークスパーソンになりました。
「今年、アップルはまたアメリカ[国内]でマックを製造し始めます」
("This year, Apple will start making Macs in America again.'')
1時間にわたるスピーチの中でわずか10単語のことでしたが、これにより非常に喜んだ人物が聴衆の中に少なくとも1人いました。カメラがズームインし、にっこり(ぎこちなく)笑っていたのは他ならぬクック氏。
アップルがMacintoshコンピューターの製造を一部アメリカで行うと決定したのは、目新しいニュースではありません。クック氏は12月、<Bloomberg Businessweek>にそう述べていました。中国工場で工員の自殺が一時相次ぎ、真っ白なイメージに傷がついたアップルにとって、(中国から多少なりとも引き揚げ)アメリカに仕事をもたらすことはイメージアップに繋がります。
しかしビジネスに関わる者しか見ない<Bloomberg Businessweek>と比べ、アメリカ合衆国の大統領が全国民に対してセレブ・スポークスパーソンになってくれるというのは、故スティーブ・ジョブス氏の高いパフォーマンス基準を踏まえても快挙だったのではないでしょうか。
<オバマ大統領が製造業がアメリカに戻って来る、と話し始めるのは15:00付近、
15:15位でクック氏にカメラが向けられます。日本で同じ広告か分かりませんが、
最初に銃器規制法改正のCMに出ているのは、2011年ツーソン銃撃事件で頭部に
銃撃を受けたガブリエル・ギフォーズ連邦下院議員(アリゾナ州)です。>
オバマ大統領はそれ以上詳細は言わず、他の話題に移りました。アップルはまだ公式にコメントを出していません(米時間12日午後10時現在)。
クック氏は12月に、Mac製品ラインのうち一種の製造を2013年から米国内のどこかで行なう予定を発表しました。その際彼は、アップルがコンピューターを製造するのではなく、他会社に委託すると述べており、その過程に1億ドル(約93億円)以上投じるとしています。
製造業を国内に留めたい・取り戻したいオバマ大統領にとって、クック氏を特等席に座らせるのはアップルの動きをこれから好例として使うためにも、称賛しておく完璧な機会でした。雇用創出はオバマ氏2期目のアジェンダの中で重要課題であり、彼にとってもアップルの名を演説に持ち出せたのは嬉しい出来事だったことでしょう。
<オバマ大統領が演説で使った単語を、頻度により情報画像にしたもの。by wordle.net>
ミシェル夫人は他にも移民制度改革の支持者、銃による暴力の被害者や軍関係者の家族なども特別席に招待しました。ちなみに去年の一般教書演説には、故スティーブ・ジョブス氏の夫人であるローレン・パウエル・ジョブス氏や、昨年9月にFacebookに買収されたInstagramの共同創設者マイク・クリーガー氏などがミシェル夫人のゲストとして出席しています。
一般教書演説の全文はこちらで見られます(アップルの下りは3ページ目)。
記事元:Silicon Valley Mercury News, Politico.com (1), Politico.com (2), Bloomberg Businessweek
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多くの女性にとって結婚式は、人生で一番大事な日のひとつ。お友達を沢山呼んで、親戚も集まって…愛するみんなに囲まれて挙げる盛大な結婚式を、米アイオワ州に住むミーガン・エリクソンさんも夢見ていました。ところが計画を立て始めた矢先、彼女のフィアンセが怪我をしてしまいます。彼は仕事が長期間できなくなり、結婚式はとりあえず中止ということに。
普通の人ならしばらく落胆しそうな状況ですが、ミーガンさんは式の延期を決めると、すぐに動き始めました。
アメリカではウェディングドレスをレンタルする習慣はないので、お金を貯め、悩みに悩んで自分が買うドレスを選びます。ミーガンさんは去年10月、ブライダルショップで「これが私の夢のドレス!」と思うものを見つけたのですが、その時はまだ資金が揃っていなかったので100ドルの内金(deposit)を支払いました。
その2ヶ月後にフィアンセが怪我をしたため経済状況が苦しくなり、ショップに戻ったミーガンさん。ドレスのオーダーをキャンセルしに行ったのですが、100ドルを返してもらうのではなく、「次にショップに来た花嫁さんに、[もっといいドレスを選べるよう]あげてください。」と置いていったのです。
<「彼女が望んでいたような盛大な式を挙げられず、
歯痒い思いをしていた」と語る婚約者のジャロッドさん>
それだけではありません。少し(かなり?)運が悪かった自分よりもまわりの人にはハッピーになってもらいたいと、彼女はジャロッドさんが回復している間、街中で30以上の「Random acts of kindness(期待されていない、見返りを求めない無私無欲の親切)」をしてまわったそうです。時間切れになっているパーキング・メーターを見つけるとお金を入れてあげたり、近所のビジネスにクッキーを焼いて差し入れたり…。
彼女の優しさに感動したPure Bridalブライダルショップのオーナー、リタ・ガーティンさんは、何かしてあげたいと考えました。そこで彼女はまわりのブライダル関係業者に声をかけミーガンさんのことを話し、24もの地元業者からそれぞれの商品を寄付してもらうことに成功します。ドレスやタキシードはもちろん、指輪、会場、ケーキ、DJ、写真家…ハネムーンまですべてが揃いました。
<話を聞き、「喜ぶ笑顔を見たくて何かせずにはいられなかった」
と語るジュエリーショップオーナー。結婚指輪を寄付したそう>
「新作ドレスのトランクショーをするから、モデルになって手伝ってくれないかしら?」とミーガンさんに頼むふりをし、その最後にサプライズを仕掛けよう…とした当日撮られたのがこのビデオです。
10日の朝、知らされていたのはジャロッドさんのみ。「なんて言い表せばいいのか分かりません」「すっかり!だまされました!」と言うミーガンさん。「彼女は他の女の子とは違う。ものすごく優しいハートの持ち主なんです」とベタ惚れのジャロッドさんと、末永くお幸せに!
記事元:Whotv.com (NBC Des Moines), HuffPost Weddings
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